「筋トレに終わりにはない」

なんて言葉もあるくらい、筋トレや肉体改造というものは難しいと僕は思っています。

未だに筋トレを少し行なっただけで簡単に筋肉がつくと思っている人が非常に多くて、いつもいかに筋肉をつけていくことは難しいことだということを説明しています。

特に日本人は欧米人などと違い遺伝子的にも筋肉が付きやすい体質ではありません。

筋トレを少し行なったくらいでは、簡単に筋肉がつくことはないし、すぐにゴリゴリのマッチョになんかなることはありえません。

僕も未だにどうやったらうまく筋肉を刺激することができるのかを、考えながら筋トレは行なっています。

そこで今回は、筋トレで肉体改造に成功する人と失敗してしまう人の違いについて書いていこうと思います。

  

筋トレで肉体改造をする理由

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肉体改造をするといっても、人によって目標や目的が様々だと思います。

例えば、少し腹筋を割るくらいの見た目細マッチョくらいを目指している人もいるだろし、取り敢えず体脂肪が多いから体脂肪を減らして少しやせたい人とか、ガッツリ筋トレをして筋肉をつけて、ゴリゴリのマッチョになりたい人など人によって目標や目的が違いと思います。

しかしどの目標があるにしろ、肉体改造をしようと思っている一番の理由は、見た目を変えたいから行なっているのではないでしょうか。

見た目を変えるには大きく筋肉をつけるか、太っているなら痩せるか、元々痩せているのであれば太って見た目を変えるのかの3つです。

目的や目標が見た目をかっこ良くしたいと思っているのなら、筋トレをある程度しないと中々難しいと思います。

筋トレは筋肉をつけるためにも必要なトレーニングですが、それ以上に筋トレをすることにより、体もキレに絞ることができます。

せっかく痩せても筋肉がない状態や絞まっていない体では、見た目はかっこ良くないですよね?

なので肉体改造で見た目をかっこ良くしたいとか、スタイルをよくしたいなら筋トレをしたほうがいいわけです。

筋トレで肉体改造に成功する人

今までいろいろな人をジムなどで見てきましたが、しっかりと筋トレをして肉体改造に成功している人って少ないなと思います。

勿論、ジムにいる人全員が見た目を変えようと思って来ているわけではないと思うので、一概にいえませんが、それでも見た感じで肉体改造をしているなわかる人でしっかりと成功している人が少ないです。

それだけ筋トレで筋肉をつけるということは難しいことなのですが、しっかりと成功している人の話を聞くとまず筋トレの記録をつけています。

筋トレはずっと同じことをやっていても筋肉が成長することはありません。

10kgのダンベルを使った筋トレを毎回同じ回数やって同じセットを繰り返していても、それは10kgに対する筋肉はつくかもしれませんが、それ以上の筋肉がつくことはありません。

少しでも以前より多くの回数や重さに挑戦していかないことには中々筋肉は発達しないのです。

以前の記録などをしっかりと確認しながら行う為にも、毎回しっかりと筋トレの記録をつけることは大事です。

肉体改造に成功している人はしっかりと、筋トレの記録をつけながら行なっている人がほとんどです。

しっかりと記録はつけるようにしましょう。

あとは、筋トレで肉体改造に成功している人は、自分の力量をわかっています。無茶をしないということです。

自分のできる範囲(重量や回数)で筋トレを行なって怪我などにつながらないように行なっています。

なのでフォームなどがしっかりしているし、筋肉に刺激を上手く与えているので筋肉も発達しています。

どうしても自分の力量をわかってなくて、重量などを目的にしてしまうとフォームが崩れて上手く筋肉に効かすことができない場合があります。

まずは自分の力量を知ってそれに合わせた筋トレをするということが大事です。

筋トレで肉体改造に失敗する人

では次に筋トレをしていても中々肉体改造が上手くいかない人ですが、それは先程は紹介した記録をつけないことと、自分の力量を知らないで行なっていることにプラスして、いろいろな筋トレの種目をやり過ぎているということです。

これは特に初心者で中々筋肉が付かない人に多いのですが、筋トレには各部位に様々な種目が多くあります。

胸のトレーニングベンチプレスでも、バーベルを使ったベンチプレスもあればダンベルを使ったベンチプレスもありますし、角度を変えればまた違う種目になります。

このように一つの部位でもかなりの数の種目数があるのですが、肉体改造をして中々結果でない人は、まずやる種目数が多すぎて時間をかけすぎているということです。

長くやったから筋肉がつくということはありません。

ここを勘違いしている人が多いのですが、筋トレ上級者の人たちは、すでにある程度の肉体改造が成功していて筋肉も発達しているので、普通の人と同じトレーニングをしても刺激が足りません。

様々な角度から筋トレしているのです。

でもそれは筋肉がある程度ついている人です。

まだそこまで筋肉がついていないのに、いろいろな種類の筋トレをしても結局中途半端になってしまいます。

中には1部位で5種目をやっている初心者の人がいますが、やり過ぎです。疲れるだけです。

まずはある程度の筋肉がつくくらいまで、そこまで種目を増やすのではなく、1〜2種目くらいで筋肉を追い込むようにしましょう。

まとめ

今回は筋トレで肉体改造に成功する人と失敗する人について書きましたが、 1年経っても全然見た目が変わらない場合は恐らく何かしら間違ったやり方でやっていると思います。

1年あればある程度は見た目に変化がでてくるはずです。

ある程度筋肉もついてくると停滞期というものが出てきて、中々筋肉がつかなかったり、重量が上がらなくなってきたりする時期もあります。

しかしそれはかなり筋肉がついてきてからの話です。

今まで筋トレをやってきたけどなんとく見た目も変わって来ていないと感じている人は一度、筋トレのメニューやフォームなどを1から見なおしてみることをオススメします。

恐らくどこかしらが間違っているので。

やっていた筋トレが実はあまり効果が無かったなんてことにならないように、気をつけましょう。

では今回は筋トレで肉体改造に成功する人と失敗してしまう人の違いについてでした。