普段なにもしていない人とある程度高度なトレーニングをしている人では、心臓の大きさが違うということは知っていたでしょうか??
僕は昔野球を行なっていて、今は筋トレでウェイトトレーニングをしています。
それが原因なのかは定かではありませんが、他の人より心臓が大きいと言われてことがありました。
そこで今回は高度なトレーニングでなりやすいスポーツ心臓について書いていきます。
スポーツ心臓とは
スポーツ心臓とは
「高度なトレーニングを行なった結果、肥大したり拡張した心臓」
のこといいます。
例えば、持久力を使う競技のマラソンやクロスカントリーや、一瞬の力が決めてとなる重量上げや、砲丸投げの選手などの心臓は、実は他の人の心臓よりも大きくなっていることがあります。
これがスポーツ心臓と言われるものです。
メカニズムとしては、長期持久力を行なっている場合は長い時間心臓が常に多くの血液を送り出すことになります。
そうすると心臓全体の心容積が広くなっていきます。
また瞬発系の種目の場合は、力を出す瞬間にものすごい圧力が心臓にかかります。
すごい人だと血圧が約300mmHgを超える選手もいます。
それほどの血圧の負担が心臓にかかるので自然と心臓も肥大していきまます。
長時間行うスポーツは心容積が大きくなり、瞬発系の種目を行なっている人は心肥大になるということです。
おおよその目安ですが普通の人の1.5倍くらいは大きくなると言われています。
またこのスポーツ心臓はスポーツやめると徐々に元に戻ると言われています。
スポーツ心臓の判断
では自分の心臓が大きいか大きくないか判断するにはどうしたらいいのかというと、基本的に心臓の大きさだけならレントゲン撮影でわかります。
ただ、心肥大をしているかどうかの心臓の表面の壁の厚さや排出量は超音波検査をしないとわかりません。
ここでしっかりと理解してほしいのがスポーツ心臓は高度トレーニングをしている人がなる心臓です。
心臓が大きくなる原因の一つにこのスポーツ心臓ではなく
「肥大型心筋症」
というものがあります。
肥大型心筋症とは簡単にいうと、心臓に負担がなにもかかっていないのに、心臓が肥大してしまう症状です。
なにかしらの高度なスポーツもしていないのに、診断結果で心肥大をしていたりする場合は一度医者に見てもらったほうがいいです。
その他にも、心臓が大きいということは脈拍数が人よりも少なくなることが多いです。
例えば普通の人の脈拍は「60〜80」前後が平常ですが、心臓が大きい人は「30〜40」前後になります。
特にマラソンなどしている人はもっと少ない人もいます。
なにも行なっていないのに脈拍数が少ない場合もみてもらうようにしましょう。
スポーツ心臓のまとめ
僕はそこまでスポーツ選手みたいに高度なトレーニングをしているわけではないと思っているので、自分の心臓が大きいとわかった時は直ぐに医者にみてもらいました。
しかし、特に「肥大型心筋症」でもなかったので、ただ少し大きくなっていただけでした。
さすがに脈拍数が40くらいの時は焦りました。
一時期がむしゃらに走っていた時があったのでそれが原因かもしれません。
いまは確認していないのでどれくらいかはわかりませんが、脈拍数は50前後なので多分普通だと思います。
心臓も結局は筋肉と同じで刺激を与えることで大きくなるということです。
では今回はこれで^^