筋肉を発達させるために大事なのに筋トレをするということは勿論のことですが、その筋肉を促進させる為には成長ホルモンを分泌させることが大事になってきます。
この成長ホルモンは筋トレを激しく行なったときや、睡眠中などに多く分泌されます。
睡眠などは非常に重要なのですが、それ以外でも実は成長ホルモンを多く分泌する時があるのです。
それが空腹状態の時です。そこで成長ホルモンを促すグレリンについて書いていきます
グレリンとは
成長ホルモンは筋肉の発達だけではなく、若返りのホルモンとも言われていて成長ホルモンを多く分泌させることにより、アンチエイチングにもつながると言われています。
この成長ホルモンは若いときは分泌量も多いのですが、30代くらいから徐々に分泌量が減ってしまうのでそれを食い止めるために、筋トレや睡眠をしっかりとして成長ホルモンの分泌を促すのが大事になってきます。
この成長ホルモンですが、実は筋トレや睡眠中以外でも多く分泌することがあります。
それが空腹状態です。
空腹状態になると「グレリン」という食欲と促進させるホルモンが分泌されます。
そしてこのグレリンが分泌されることにより、
男性ホルモンや成長ホルモンの分泌を促してくれる働きがあるのです。
グレリン=空腹状態にでるホルモンと覚えておけばいいですね。
筋トレ前の食事
成長ホルモンが空腹状態の時にでるという時はその時に筋トレを行えば、成長ホルモンを促すことができるので、筋トレ後に成長ホルモンも分泌されやすい状態になります。
この成長ホルモンがでている状態の時に、タンパク質を多く含む食事やプロテインなどを効率よく摂取すれば、成長ホルモンというのはタンパク質の合成を促してくれるので、筋トレ後の効果が高くなります。
満腹状態ではこのグレリンというホルモンはでません。
できれば少し空腹状態で筋トレを行うのが、成長ホルモンをより分泌させることができるのでオススメというわけです。
しかしいくら空腹状態といっても、動けない、力が入らない状態では意味がありません。
また空腹状態になりすぎると血糖値が下がって、逆に体が筋肉を分解してしまう可能性がでてきます。
なので空腹状態といっても軽い空腹状態でいいのかなと僕は思います。
あまりに空腹状態では本当に筋トレに力が入らないし、集中力なども切れてしまう可能性があるので、空腹状態がヒドイ場合は消化が早いバナナやおにぎりなどを、少し食べて行なったほうがいいです。
いくら成長ホルモンがでるといっても、筋肉を分解するホルモンのコルチゾールが多くでても効果が半減してしまうので。
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まとめ
成長ホルモンを分泌させるということは、アンチエイチングつながるので、歳を重ねていくに連れて非常に大事なことになってきます。
そこで成長ホルモンを分泌させるためにも筋トレや睡眠などはしっかりとおこなってもらい、それにプラスしてできるなら空腹状態を、1日中に設けるとより成長ホルモンが分泌されることになります。
あまりにヒドイ空腹状態は体や筋肉にはわるいと僕は思っていますが、軽い空腹状態を作ることも大事なのかなと最近は思います。
中には筋肉分解するコルチゾールを出さないように空腹状態にしないという人もいます。
実際にそれで筋トレをしていて効果が出ている人もいるので、どれが正解などはないです。
空腹状態だと筋トレのパフォーマンスが落ちるという人もいるでしょう。
もしある程度空腹状態でも筋トレのパフォーマンスが落ちなれば、少し空腹状態で行なったほうが成長ホルモンを促してくれるし、もしパフォーマンス落ちるという人はしっかりと栄養補給をしてから筋トレをしたほうがいいです。
この辺りは個人差がかなりあるので、今回のことも一つの参考にしてみてください。では今回はこれで^^