筋肉をつくるためにはタンパク質が必要だということは、もはや誰もが知っていることでしょう。

 

そのタンパク質でも普段から摂取しているのが魚や肉、大豆などの植物性タンパク質などから摂取しているという人が多いと思います。

 

基本的には、ベジタリアンではないかぎり

タンパク質=肉or魚

多いと思います。

 

しかしタンパク質といっても食材によっては、タンパク質の栄養価が低い食品も中にはあります。

そこで今回はそんなタンパク質でも重要となるアミノ酸スコアについて書いていきます。

  

筋肉を作るタンパク質で必要なアミノ酸スコア

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タンパク質といってもすべてがしっかりと体内に吸収されるわけではありません。

そんな時に参考になるのがアミノ酸スコアです。

タンパク質は主に20種類のアミノ酸から構成されています。

 

その中でも、9種類は体内で合成することができないので外部から摂取するしかありません。

これを必須アミノ酸といいます。

そしてアミノ酸スコアとは、この必須アミノ酸がどれだけ、タンパク質に含まれているかを示すものです。

例えば米にはタンパク質も栄養分の中に入っています。

基本的にアミノ酸スコアは100が一番いい値です。

しかし、米のアミノ酸スコア自体は65なので、そこまで多く必須アミノ酸が入っているわけではありません。

 

結局タンパク質が多く含まれていても、アミノ酸スコア自体が少ないと、タンパク質の栄養としては不十分になります。

基本的に筋肉にしっかりとした栄養を送るためには、アミノ酸スコアが100に近いほどいいということです。

こちらに詳しくアミノ酸スコアは書いてあるので参考にしてください。

参考記事⇨アミノ酸スコア

アミノ酸スコアの食べ合わせ

アミノ酸スコアが100の食品を選んで食べれば基本大丈夫なのですが、100の食品ではなくても、他の食品と組み合わせることでアミノ酸スコアを上げることもできます。

 

よくある食べ合わせとしては先程でてきた米ですが、そのまま食べると65というアミノ酸スコアです。

なぜ65という値かというと米にはリジンというアミノ酸が少ないです。

なので、米はアミノ酸スコアが低いのですが、逆にこのリジンというアミノ酸が多い食材を一緒に食べればいいわけです。

リジンは基本的に大豆に多く含まれています。

 

そこで大豆製品と米を食べ合わせることでアミノ酸スコアが上げることができます。

納豆と米などの組み合わせはいい組み合わせといえます。

このように片方の食材に、足りないもの同士を組み合わせることもできるというわけです。

アミノ酸スコアのまとめ

普段から意識してアミノ酸スコアの高い食材を食べていればいいのですが、どうしても偏りがちの食事をしていると、タンパク質を摂取していても、アミノ酸スコアが低い食品を食べてしまっていることもあるので注意が必要です。

 

また先程いったアミノ酸スコアの組み合わせでは、お互い足りていない食材を組み合わせることはいいといいましたが、アミノ酸スコア100とアミノ酸スコア100の組み合わせが200になるのかというとなりません。

 

そこはドラゴンボールのフュージョンではないので、効果が2倍になることありません。

ここは勘違いしないようにしてください。では今回はこれで^^