筋トレをして肉体改造をするにもダイエットをするにも、最終的には健康でいれることが大事だと思っています。

 

せっかくダイエットして痩せても健康では無かったら、意味がないし筋肉が多くても同じことです。

 

そして健康でいるためにはしっかりと栄養をとることが大事になってきます。

 

人間は食べることで生きているといっても過言でないです。それくらい食というのは大事なことです。

 

しかし、食といっても実はあまり体によくない組み合わせがあります。

 

そこで今回は栄養摂取に影響があるきをつけたい食べ合わせについて書いていきます。

  

気をつけたい食べ合わせ

いつも健康に気を使って栄養のある食事を心がけているという人も多いでしょう。

 

しかしなにも考えずに食べていた食材同士が実は悪い組み合わせだったなんてこともあります。

 

ちなみに「合食禁」なんてもいったりします。

 

食材によって全然違う様々な成分が入っているので、当然「組み合わせが合わない食材」というものも必ずでてきます。では紹介していきます。

 

わかめとネギ

 

もうこれを知った時はショックを受けました。僕は基本的に朝は味噌汁を飲みますが、わかめもネギも好きなのでよく一緒にいれて食べていました。

 

具合が悪くなったりするほどの組み合わせではないですが、骨には欠かすことのできないカルシウムがわかめには含まれていますが、これをネギに含まれているリンという成分が吸収を邪魔してしまいます。

 

わかめとネギというよりはカルシウムを摂取したい場合は、リンを多く含む食材は控えた方がいいといえます。

 

大根とシラス

熱々のご飯に大根おろしとシラスを混ぜたもの乗せて頂いている人も多いでしょう。

 

結構小料理屋でもでてくるときがありますよね。

 

シラスには必須アミノ酸の「リジン」という成分が多く含まれています。筋肉に詳しい人なら一度は聞いたことがあると思います。

 

大根には「リジンインヒビター」という成分が含まれています。このリジンインヒビターというは、先ほどのリジンの吸収を妨げてしまう働きがあります。

 

なので大根とリジンを多く含む食材の組み合わせはおすすめしません。

 

もし食べ合わせるのならリジンインヒビターは加熱処理を施すと、働きを抑えることができます。そこでリジンと組み合わせるときは加熱した大根を使うようにしましょう。

ホーレン草とベーコン

これもよく小鉢とかででてくるし、有名な食べ合わせの一つです。ホーレン草には多くの鉄分やカルシウムが含まれています。

 

妊娠中の人には是非食べてもらいたい食材なのですが、ベーコンと一緒にしてしまうとベーコンに入っている「リン酸塩」という成分が鉄分やカルシウムの吸収を阻害(そがい)してしまいます。

 

なのでホーレン草を食べる際はこの「リン酸塩」などを一緒に食べないようにしましょう。

 

もう一つ言われているのが、ホーレン草には硝酸(しょうさん)という成分が含まれています。

 

この硝酸は体内に入ると亜硝酸という成分に変わります。そしてベーコンというかハムなどを含む食品添加物には亜硝酸ナトリウムという成分が含まれています。

 

この2つが反応してしまうと、「発がん性の物質」が発生する可能性があります。(ニトロソアミン

 

どうしても食べ合わせる場合はビタミンCを一緒に摂取することで、硝酸が亜硝酸に変化しにくくなるので、一緒に食べるときはビタミンCを多く含む料理を食べるようにしましょう。

 

納豆と生の卵白

筋トレをしている人にとっては納豆と卵は必須の食材ではないでしょうか?

 

それくらい栄養価が高い食材なのですが、実は納豆と生の卵白は食べ合わせはあまりよくありません。

 

納豆には「ビオチン」という皮膚の機能性を高めてくれる働きがある成分が多く含まれています。

 

美容に納豆がいいというのはここから来ているわけです。

 

ですが、生の卵白には「アビジン」という成分が含まれていて、このアビジンがビオチンを阻害してしまいます。

 

よく卵と納豆を混ぜて食べている人も多いと思いますが、それをやるなら卵白は取り除いて卵黄だけと混ぜるようにしましょう。

 

どうしても一緒に食べる際は加熱することでアビジンは働かなくなるので、加熱して一緒に摂取すれば問題ありません。

 

僕は毎朝納豆を卵は欠かさず食べていますが、別々して卵は加熱して食べるようにしています。

 

枝豆と豆腐

枝豆も豆腐もどちらも日頃から摂取したい栄養価が高い食材ですが、枝豆やごまなどには「フィチン酸」という成分が多く含まれています。

 

このフィチン酸ですが、抗酸化作用があるので普段から積極的に摂取していきたい成分なのですが、実はカルシウムとの相性がよくありません。

 

カルシウムを摂取する際にフィチン酸を多く含む食材を食べると、うまくカルシウムが吸収されません。

 

枝豆と豆腐というよりはフィチン酸とカルシウムがあまり相性がよくないので、カルシウムを多く摂取したい場合は、カルシウムを多く含む食材とフィチン酸を多く含む食材の組み合わせは辞めておいた方が良さそうです。

 

アルコールとグレープフルーツ

これは食べ合わせというか組み合わせですが、お酒を飲んでいる人で、生グレープフルーツサワーなどを好んで飲んでいる人も多いと思います。

 

この僕もビールなどに飽きてきたら飲んでいたのですが、実はこのアルコールとグレープフルーツの組み合わせはあまりよくありません。

 

実はグレープフルーツには肝臓の解毒作用を低下させる働きがあります。そしてアルコールも勿論肝臓に負担をかける飲み物です。

 

せっかく肝臓が頑張ってアルコールを解毒しようとしても、グレープフルーツがそれを阻害してしまうので、うまく解毒することができません。

 

「生グレサワー」は確かにおいしいですが、飲むなら一杯程度にしておいた方が良さそうです。

まとめ

この他にもあまり栄養的にはよくない食べ合わせはたくさんあります。その中でも有名なものをあげてみました。

 

結構いつも食べ合わせていたなんて人もいたのではないでしょうか?

 

ただしあくまでこれらの食べ合わせは「過剰摂取しなければそこまで神経質になることはない」」です。

 

あまりに考えすぎてしまうと、きりがないのでこれらの食べ合わせをすると、うまく栄養が摂取できないくらいに思ってくれればいいと思います。

 

他にも食べ合わせがあまりよくないものがでてきたらアップしていきますので参考にしてください。では今回はこれで^^