筋トレに仕事に家事にプライベートに子育てにと、なにかといそがしいけどそれでも毎日充実している日々を送っているという人も多いでしょう。
そんなときに大事になってくるのが次の日にいかに疲労をのこさないのかが大事になってきます。
皆さんが疲労回復のためにしていることの一つに、リポビタンDなどの栄養ドリンクを飲んで疲労回復に活用している人もいるのではないでしょうか?
実際にコンビニにあれば多くの栄養ドリンクがあるので手軽に手に入れることができます。
しかしその栄養ドリンクって本当に疲労回復に効果があるのでしょうか?そこで今回は栄養ドリンクは実際に疲労回復に効果があるのかについて書いていきます。
栄養ドリンクとは
栄養ドリンクとは「肉体疲労時の栄養補給をする飲み物」のこといいます。
有名な栄養ドリンクといえば、リポビタンD、チオビタドリンク、エスカップなどがありますが、その他にもコンビニやドラックストアにはたくさんの栄養ドリンクが並んでいます。
栄養ドリンクといっても、医薬品の栄養ドリンクもあればただの清涼飲料水の栄養ドリンクもあります。
ちなみリポビタンDやチオビタドリンクは医薬品扱いになり、オロナミンCやマッチなどは清涼飲料水扱いになります。
小さいに茶色の小瓶に入っているのに医薬品の栄養ドリンクが多くて、普通のペットボトルに入っているのには清涼飲料水の栄養ドリンクが多いです。
でも大半の人は疲労がたまっている時は医薬品の栄養ドリンクを飲んでいる人が多いでしょう。
よくドラックストアなんかにいくと一ヶ月分の栄養ドリンクを購入している人をよくみかけることがありますが、ほぼ医薬品の栄養ドリンクです。
医薬品だから効果があると信じている人もいると思いますが、ぶっちゃけそれって「思い込み」の方が強いかもしれません。
栄養ドリンクの成分
栄養ドリンクって医薬品なんだって始めてしった人もいるとおもいますが、別に医薬品だからといって体に効果があるというとそうではありません。
まず栄養ドリンクの主な成分は
・タウリン
・カフェイン
・糖類
・ビタミンB群
・アルコール
これからの主な成分です。
タウリンなんかCMでバンバン流れているので言葉はしっているという人は多いと思いますが、実際にタウリンがどんな成分なのかはわからない人が多いです。
タウリンって主に魚介類のイカやタコなどの多く含まれているアミノ酸の一種で、肝機能の働きを助けてくれたり、血液中のコレステロールを下げてくれる働きがある成分です。
体にとってはとてもいい成分なのですが、このタウリンだけで疲労効果がでるといった研究結果はでていません。
それに栄養ドリンクにはその他にも覚醒作用がある、カフェインやアルコールなどが多く含まれています。
眠気などにはカフェインがいいと言われているのはこのためです。
しかしカフェインも摂り過ぎてしまうと逆に禁断症状がでる場合があります。
そのほかには栄養ドリンクには多くの糖類が含まれています。食事からも糖分を摂取して、それにプラスして栄養ドリンクからも糖分を摂取しては明らかに糖分の摂り過ぎになってしまいます。
またビタミンB群はとてもいい成分ですが、栄養ドリンクそんなに多くビタミンB群は含まれていません。
栄養ドリンクでビタミンB群を摂取するなら、マルチビタミンなどを活用した方がいいです。
まとめ
では実際に栄養ドリンクに疲労効果が全くないのかというとそうではありません。
ただ栄養ドリンクだけに頼っているのであればおすすめしません。
疲れているからといって朝に一本、夜に一本の1日二回飲んでいる人がいますが、それは飲み過ぎです。
一時的に栄養ドリンクを飲んだら効果があるかもしれませんが、それがずっと続くわけではありません。
どうしても他の食事がとれなかったりする場合で一本くらい飲むのはいいと思いますが、常用はしない方がいいです。お金もかかりますし。
疲労が溜まっているのが忙しくて疲労が溜まっているのもありますが、しっかりとした睡眠と良質な食事がでてきないから疲労が溜まるわけです。
すぐに今の生活から見直すというのは難しいかもしれません、今まで栄養ドリンクを常用して、疲労回復に使っていたという人は本数を減らしてみるなどの工夫をして、なるべく栄養ドリンクに頼らないようにしましょう。では今回はこれで^^