ここ2,3年で、ジムでトレーニングしている人口が急激に増えたように感じませんか?
それもそのはず。
フィットネスYouTuberや筋トレ芸能人の活躍のおかげで、近年は日本はフィットネスブームです。
かつてはボディビルという玄人好みのマニアックなコンテストでしか鍛えた肉体を疲労することができませんでしたが、最近はベストボディ、フィジークといった比較的一般受けするコンテストも開催されているのもフィジークブームに火を付けたきっかけかもしれません。
と、言うわけで今回は
「鍛えたからだを披露したい!」
という方のために、日本にはどんなフィットネスコンテストがあるのかをまとめてみましたので参考にしてください。
4つの大手フィットネス団体のそれぞれの特徴
今回の記事では、特に最近活動が盛んなフィットネス団体
- JBBF
- NPCJ
- ベストボディジャパン(BBJ)
- サマースタイルアワード
この4つを紹介していきます。
それぞれの団体でどういった体型やスタイルが好まれるのか、また選手登録の規定やドーピング検査、優勝賞品などが変わってきますので、自分に合ったものを選んでくださいね。
JBBFの特徴
ボディビルと言えばJBBF。
1955年に設立された最も古いフィットネス団体で、日本で”一番でかい”人間を決めるコンテスト「日本ボディビル選手権」はJBBFが主催。
⇒【2017年】日本ボディビル選手権の結果!優勝は8連覇の鈴木雅選手!
この大会で優勝した選手のみが”日本一”を名乗れると言われているほど権威ある大会です。
ボディビルの印象が強いJBBFですが、もちろんボディビル以外のカテゴリも充実しています。
- メンズフィジーク
- メンズフィットネス
- ミスフィットネス
- ミスボディフィットネス
- フィットネスビキニ
などなど。
メンズフィジークでは、エドワード加藤選手、湯浅幸大選手などが有名ですよね。
JBBFの特徴としては、
- ドーピングに厳しい
- 登録すると他団体のコンテストに出られない
といったようなことが挙げられます。
とにかく”厳しい”印象のJBBFですが、この権威ある団体で活動することで「ドーピング疑惑」をかけられることがないのでナチュラルで勝負したい人におすすめの団体です。
JBBFの参加資格
- JBBFに選手登録していること
- JBBF加盟のジムに所属していること
- 上位大会では過去の戦績が出場資格となる
NPCJの特徴
最近はJBBFを凌駕する勢いで成長してきているのがNPCJです。
JBBF同様、ボディビル、フィジークといった筋量の多いカテゴリが強い団体で、フィットネスYouTuberのJINさんなどが活躍しています。
NPCJの魅力はなんといっても”新しさ”。
バリエーションに富んだカテゴリで多くの観客、参加者を楽しませることで、フィットネスをエンターテイメントとして拡大させた功績は大きいです。
また、JBBFのように他団体の大会への参加を制限されないのもいいですよね。
NPCJとサマースタイルアワード、どちらにも出場している選手などはよく見かけます。
特に最近NPCJが拡大してきている大きな要因の一つに「海外との繋がりが強い」というものがあります。
ご存知、IFBBプロ所属の日本人最強ボディビルダー山岸秀匡選手をアドバイザーとして持つNPCJで活躍することで、次のステージであるIFBBに行ける可能性がJBBFよりも高いとされています。
しかし、NPCJもIFBB同様ドーピング検査が緩いので、ナチュラルで勝負するならば思わぬ濡れ衣を着せらる可能性もあるとかないとか。。。
NPCJの参加資格
- NPCJに選手登録(NPCJカード)していること(ジム契約は不要)
ベストボディジャパン(BBJ)の特徴
- JBBF
- NPCJ
上記の2つの団体は比較的筋量の大きいカテゴリが活発です。
例えばJBBFであればボディビル、NPCJであればフィジークが有名ですよね。
それに対してこれから紹介するBBJ、また続いて紹介するサマースタイルアワードは、ボディビルやフィジークよりは筋量が少なく「モデル体型」や「細マッチョ」が評価されます。
以下、ベストボディジャパンの審査基準です。
- 健康美
- 全身引き締まった身体、バランスの取れたスタイル
- ポージング
- ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
- 知性、品格、誠実さ
ボディビルが肉体造形だけを審査するのに対して、ベストボディではトータルコーディネート、男性(女性)らしい美しさというものが求められます。
モデル、もしくはモデルのような体型を目指している人、一般受けしやすい体型を目指している人にはおすすめの大会です。
ベストボディジャパン(BBJ)の参加資格
- 書類選考通過後、参加可能
サマースタイルアワード
ベストボディジャパンで活躍していた金子賢氏が主催する大会ですので、もちろん審査基準もベストボディに近しいものになります。
⇒芸能界一の細マッチョ金子賢の筋肉
ボディビルとは違い、筋量はやや少なめで、表情や立ち振舞いなどの全ての美しさが審査基準となります。
大会名からも分かる通り、「夏が似合う身体」がコンセプトとなっていますので肌を綺麗に焼いてくる努力も大切です。
サマースタイルアワードがその他の大会と異なる点が一つ、「賞金が出る」ということです。
日本のフィットネスコンテストは基本的に賞金は出ず、特典としてプロテインや商品券を少しもらえる程度ですが、このサマースタイルアワードについてはしっかりと賞金がでます。
また、協賛のゴールドジムから提供されている「期間限定フリーパス」でゴールドジムが使い放題になるのも大きな魅力の一つです。
”勝利”に対する”報酬”を設定することで、フィットネスをエンターテイメントとしてしっかりと確立させているところに魅力を感じますね!!
サマースタイルアワードの参加資格
- 基本的にはなし
- 優勝、上位入賞経験者の出場は制限される
以上が各団体の特徴です。
どれも似ているようでそれぞれに特徴がある団体です。
では、実際に大会に出るとしたらどの大会がいいのか。
次で紹介します。
どの大会に出ればいいの?
JBBFかNPCJかベストボディジャパンかサマースタイルアワードか。
JBBFやNPCJ内でもボディビルやフィジークがあり(有名でないものも含めるともっとある)、いったいどれに出場するべきなのか迷ってしまいますよね。
そんな人のために、「あなたに適したフィットネス大会はこれだ!チャート」を作りましたので、それを最後に紹介して終わることにします。
かなり個人的な意見が含まれていますが、初めて出る方はこのような形で決めるのがいいかなと。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いずれの大会にしても、コンテストに出て自分の肉体を披露するという経験は筋トレの大きなモチベーションになるはずです。
ぜひ、フィットネスブームの波にのってコンテストに出場してみてはいかがでしょうか?
ちなみ僕は出る予定は今のところありませんw
子育てと仕事が激忙しいのでw
今年でる方はぜひ頑張ってみてください。