「また下腹にお肉が増えてしまった!」
「40代頃から体重が増えてしまった」
という女性も多いのではないでしょうか?
実は女性は男性とは違い、元々脂肪が多くついてしまう生き物なのです。
男性は男性らしい体型で、女性は女性らしく…ふくよかで、丸みのおびた身体が素敵ではありますが、限度を行き過ぎると哀れな姿になってしまいますね。
太っている女性が好きという人も中にはいますが、あまりにぶよぶよの肥満体型だとやはり、少し気にした方がいいと僕は思います。
そこで今回は女性が肥満になってしまう2つの原因を書いていこうと思います。
肥満だと言われる基準【BMI】
一般女性の体脂肪率が20〜28% BMI22前後が理想と言われます。年齢で理想数値は若干異なります。
BMIとは1994年WHOが定めた肥満判定国際基準で、次の計算式で値をだすことができます。
BMI= 体重kg ÷ (身長m)2
適正体重= (身長m)2 ×22
あくまでも参考程度ですが、BMI指数は22の値前後が、最も病気になりにくいと言われています。
そうとはいっても、筋肉が多くある人で体重がある人と、全く筋肉がない人でも身長と体重が同じであれば、同じ値がでてしまうので、僕はそこまでBMIの値だけで、健康や肥満の度合いを決めるはどうかなって思っています。
それでもWHOが定めた肥満の基準になっているので、何も運動していない人で、BMIが基準値よりも高い場合は気をつけるようにしていください。
参考記事⇨年々増えてきているメタボリックシンドロームについて
女性が肥満になってしまう原因
女性が肥満になってしまう原因としては
- 筋肉量が少ない
- 女性ホルモンの乱れ
- 皮下脂肪がつきやすい
- 甘い物の食べ過ぎ
この3つが大きな原因になっています。
筋肉量が少ない
男性と比べ、女性は筋量が少ない為、基礎代謝(1日のカロリー消費)が少ないので、男性と同じ物を食べていたら当然太ってしまいます。
筋トレをすると筋肉がついてしまうから、筋トレをしないという女性がいますが、ぶっちゃけそんな簡単に筋肉がつくのであれば、男性はみんなマッチョになります。
それくらい女性は筋肉がつきづらいです。
女性ホルモンの乱れ
女性は恋すると痩せるって耳にした事はありませんか??
穴がち嘘では無く、女性ホルモンのエストロゲンが原因と言われています。
別名、【きれいホルモン】なんても言われています。
お肌がしっとり、つるつる、精神が安定し、食欲さえも安定させる素晴らしいホルモンなのですが、実はこの女性ホルモンのエストロゲンなどが乱れてしまうと、過食に走ってしまったり、ストレスが溜まってしまって、それが原因で肥満になってしまうケースが多いです。
ちなみにエストロゲンを増やす方法としては
- 十分な睡眠
- 大豆イソフラボンなどの大豆製品
- 身体を冷やさない
- 禁煙する
などがあげられます。
皮下脂肪がつきやすい
男性は内臓脂肪がつきやすくて、女性は皮下脂肪がつきやすいです。
ではなぜ女性が皮下脂肪がつきやすいのかというと、それは赤ちゃんを産むからです。
要するに出産をする為の体を作っていくので、そうすると自然と皮下脂肪が付いていきます。
なので、皮下脂肪は女性にとっては、欠かすことができない脂肪なのですが、内臓脂肪より皮下脂肪のほうが、いざダイエットなどで脂肪を落として行く際には落ちにくいです。
落ちないことは勿論ありませんが、それでも内臓脂肪をおとしていくよりも、時間はかかってしまうので、それでダイエットが続かないという人も中にはいます。
そして結局また肥満体型に戻ってしまう、というケースが女性の方の中には多いのかなって思います。
甘い物がすき
女性は甘い物が大好きな人が多いです。
「お腹がいっぱいでも、これは別腹‼︎」
「解っているけど寝る前のアイスクリームやめられな〜い!」
なんて女性は多いのではないでしょうか?
この甘いものが好きというは、女性は赤ちゃんを産む為に脂肪をある程度、確保していないとダメだということもあり、食べてしまうケースもあると言われています。
でも未だに、何故あんなに女性が甘い物が好きなのかは、恐らく解明できていないと思います。
ご飯とかの後に別腹で甘いケーキとか、普通に食べている姿をみると
「もっとご飯食べろよ!」
っていつも思っています。
甘いものを食べるなといいませんが、ちょっとご飯の後に食べる余裕があるならそこは、しっかりとご飯を食べた方が僕は健康的にもいいと思います。
まとめ
女性は赤ちゃんを産むため、出産の為に体に脂肪が付きやすいのはどうしようもないことです。
よく女性で体脂肪が15%以下になると、月経不順になったり、女性ホルモンバランスが崩れるのは、体が危険信号を送っているからです。
女性にとってスリムでキレイな体に憧れるのは当然でしょう。
しかし、なにごとも”やり過ぎ”はよくありません。
肥満すぎるのも問題はありますが、痩せ過ぎも女性にとっては問題です。まず肥満の人は少しづつ食事管理と、軽い運動から始めていくことをオススメします。