2017/10/9。日本一美しい体を持つ人間を決める大会「第63回日本ボディビル選手権大会」が行われました。

結果は皆さんご存知の通り、鈴木雅史選手が圧倒的なバルクと美しいポージングで8連覇を成し遂げました。

またお前か!と声を上げたくなりますが、今大会ではそれ以下の順位が大きく動きましたね。

2位に浮上してきた須山翔太郎選手。

メリハリのある身体とダイナミックなパフォーマンスが魅力的で、和製メルビン・アンソニーなんて呼ばれていますね。

 

#DaOneAnOnlyMarvelous!

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注目されていた格闘家の角田信朗選手は残念ながら一次予選で敗退。

そしてなによりも注目を集めたのが、6位の横川尚隆選手です!

彗星のごとく、ボディビル界に現れたダークホース、彼はいったい何者なのか。

この記事ではそんな横川尚隆選手について詳しく解説していきます!

  

ボディメーカーとしての横川尚隆選手とは

1994年生まれ(23歳/2017年現在)の横川選手は、日本ボディビル選手権の出場選手の中では最年少です。

ベストフィジークジャパン2014ミスターベストフィジークをデビュー戦とし、2位

この大会は筋トレを始めてから半年後というのですから、努力とか、頑張りとか、そんなチャチなものではなく、もっと恐ろしいものの(才能)鱗片を感じますね。。。

その後の活躍もめざましく、2015年、第2回オールジャパンメンズフィジークで優勝、オーバーオール(無差別級)では3位

日本代表選手としてIFBB世界フィットネス選手権メンズフィジークで戦いました。

トレーニングを始めて1,2年で日本のフィジーク大会を荒らしまくった横川選手ですが、2016年にはなんとボディビルへ転向。

雑誌のインタビューには「マスキュラーポーズが取りたい」と語った彼は、日本チャンピオンの鈴木雅選手の大ファンなんだとか。

実際に鈴木選手お墨付きの実力で、2016年の全日本ジュニア選ボディビル選手権を優勝、IFBB世界ジュニアボディビル選手権では2位

競技転向をもろともしない、土台(バルク)の強さを見せつけました。

そして今年の2017年。

日本クラス別80kg以下級で優勝、東京大会で優勝し第52代Mr.東京に。

そして待ちに待った10/9の第63回日本ボディビル選手権大会に初出場を果たし、憧れの鈴木雅選手とステージで勝負!軍配は王者鈴木雅に上がったものの、初出場で6位入賞という好成績を収めました。

おめでとうございます!

横川尚隆選手の筋肉画像

横川尚隆選手はボディビルダーとしては珍しく、SNS発信を行なっています。

フォロワーになるともれなく日本6位の身体を見ることができますのでおすすめです。

Twitter

instagram

今回は、彼のInstagramからいくつか写真を紹介しますね。

身体はもちろん素晴らしいのですが、笑顔がとても素敵で、いかにも好青年って感じですね。

リフォームの匠もびっくりのビフォアフターです。

横川尚隆選手の筋トレメニュー

横川尚隆選手は筋トレメニューの発信はあまりされていないようですが、彼の所属していたX-PLOSIONという団体が2016年1月時点でのトレーニングメニューを発表しています。


・ベンチプレス
・ペックフライ
・インクラインベンチプレス
・オリジナルペックフライ

背中
・ハーフ・デッドリフト(オーバーグリップ→アンダーグリップ→オリジナルグリップ)
・ベントオーバーロウケーブル(グリップ3種)
・アンダーグリップラットプルダウン
・チンニング
・オリジナル種目
・ワイド・プルダウン(ハンマーストレングス)
・オリジナル種目


・オリジナル種目
・サイドレイズ(ダンベル→マシン→ケーブル→ハイレップス)
・リアレイズ
・オリジナル種目
・リアレイズ(マシン)


・バーベルカール
・インクラインダーベルカール
・カール(ストライプ・
・ケーブルカール
・カール(マシン)
・ナロー・ベンチプレス(スミスマシン)
・フレンチプレス
・ケーブルプレスダウン
・ライイングエクステンション
・ディップス(マシン)


・アダクター
・アブダクター
・スクワット
・レッグプレス
・レッグエクステンション(ストライプ→マシンでつま先の置き方を変えて3種)
・ライイングレッグカール
・スクワット(スミスマシン)
・レッグカール
・片足レッグカール
・ドンキーカーフレイズ
・スタンディングカーフレイズ
・シーテッドカーフレイズ

X-PLOSIONより

オリジナルの種目が多く、実際の動作を見ないと判断が難しいですが、それだけ自分の体を熟知し、自分に合ったトレーニングを行われているようですね。

特に、横川尚隆選手は肩が大きな選手ですが、肩の種目はオリジナルの種目とレイズ系種目で構成されています。

本人曰く、レイズ系は軽い重量で回数を行なうようにトレーニングしていると言うので、師匠の鈴木雅選手とは少し異なったトレーニングをされているようですね。

食事やサプリメントについて考えるよりも、トレーニングに重きをおいていて、ダンベルやバーベルにしがみつくようにトレーニングされているようです。

横川尚隆選手の食事内容

基本の食事として、白米300gに肉、魚、もしくは卵といった動物性タンパク質をタンパク質の摂取量で40gが一回分。

それを1日に3食、そして間食としておにぎりやレトルト、インスタント食品を時間があれば食べているとのことです。

とにかくお米、白米が大好きで、トレーニング前は白米。エネルギーの出方が違うんだとか。

減量時の細かい食事内容については発信していないようですが、間食のインスタント食品などを制限し、脂質の摂取量を調節するそうです。

佳境に入ってくればもっとストイックな減量をしているはずですがね。

サプリメントなどは多くのスポンサーから提供してもらっているみたいですが、本人はあまりサプリメントにこだわりがないとのことです。

それも凄いですよね。基本的は食事からということに徹しているのかもしれません。

まとめ

トレーニング、食事、また考え方などを見ていても、う〜ん。。。

生まれながらのボディビルダーという感じですね。

才能も素晴らしいですが、トレーニングに対するモチベーションも一流です。

自分より大きな筋肉を持っていると嫉妬したくもなりますが、あの素敵な笑顔は憎めません。

来年の横川尚隆選手にも期待です!

日本ボディビル選手権お疲れ様でした、そしてお疲れ様です。