筋トレに限らず運動のは基本はコンセントリックとエキセントリックがセットになっています。
歩くことに対してもコンセントリック運動とエキセントリック運動の反復で成り立っています。
今回はコンセントリックとエキセントリックについて書いていきます。
コンセントリックとエキセントリックとは
コンセントリックとは短縮性収縮のことで筋肉がちからを出しながら短くなることです。
筋トレで例えると「ダンベルやバーベルを上げたり引いたりする動作」のことを指します。
エキセントリックはコンセントリックの反対で
伸縮性収縮のことで筋肉が力を出しながら引き伸ばされることです。
「ダンベルやバーベルを下ろしたり戻したりする動作」のこと指します。
この2つのコンセントリックとエキセントリックの動作は筋トレにおいて重要な動作なのです。
コンセントリック動作とエキセントリック動作の注意点
筋トレではコンセントリックの時は早くエキセントリックの時はゆっくりと行うことが基本です。
筋トレの効果はどのくらい筋繊維を使うかによって変わってきます。
筋繊維をたくさん使えばその分速度は上がります。
逆に少ない筋繊維に負荷が集中すると速度が遅くなります。
動作に速度がでているということは筋肉をフルに使っている状態なのです。
なのでコンセントリックの時はできるだけ早い速度で行なった方がいいのです。
早いといってもがむしゃに上げたり引いたりするのではなく
あくまで筋肉をうまく収縮させることができる速度の早さで行うことが大事です。
エキセントリックの場合で速度早くすることは、
力抜けてしまう原因にもなってしまうので気を付けなければなりません。
だからといって必要以上にゆっくり下ろすこともないのですが、
伸展したときにしっかり負荷がかかっている状態にすることが大事です。
コンセントリックとエキセントリックを意識する
この2つの動作のコンセントリックとエキセントリックを意識して筋トレを行なっている人はどれくらいいるでしょうか??
ただ上げて、おろしての繰り返しになっていないでしょうか??
筋トレで効果が出ている人ほど2つの動作を意識して筋トレを行なっています。
とりあえず10回やればいいやとかこの種目を早く終わらせたいなどそんな風に思ってやっている人が多いような気がします。
特に多いのがコンセントリックだけに力をいれて
エキセントリックでは力を抜たり休んでいる人が多いように感じます。
例えばバーベルカールを見ていても上げる動作では
力を入れていい感じの速度で上げるのですが
その後はなぜかストンと重力に任せたままおろしてしまうのです。
本当に勿体ないですよね。
これは結局上げることだけを目的に筋トレを行なっているので原因です。
まとめ
あくまで筋トレは自分の筋力にあった重量でいかに筋肉に効かせることができるかが大事です。
そのためにまず基本として
コンセントリック動作とエキセントリック動作を理解しなくては筋トレの効果が半減してしまうでしょう。
この種目のコンセントリック動作はどこに効いている筋トレなのか、
エキセントリック動作では負荷が逃げないようにするには
どうしたらいいのかを考えながら試行錯誤していくのも筋トレでは大事なことです。
ある程度筋トレをしていくのであれば
この様な知識を取り入れていくことも筋トレの1つなのではないでしょうか。
では最後までありがとうございました。^^