速筋と遅筋という言葉はしっているでしょうか?
なにかしらのスポーツや筋トレなどを、行なっている人はきいたことはあるとおもいます。
結構筋トレやスポーツでは使う言葉なので、ある程度しっておいて損はありません。
特にどんなスポーツをやるかによって、速筋を鍛えるのか遅筋を鍛えるのかが変わってきます。
では今回は速筋と遅筋についてです。
筋繊維の種類
まず筋繊維には大体7種類の筋繊維があると言われています。
しかし、この7種類はあくまで目安で正確にはまだ解明されていません。
その中でも大きく分けると
「速筋線維」「遅筋繊維」
の2つのグループに分けられます。
速筋線維に5種類、遅筋線維に2種類あるのですが
今回は速筋の2種類(AタイプとBタイプ)遅筋の1種類(Cタイプ)に分けられることを覚えておきましょう。
そしてそれぞれには色があり、速筋が白い筋肉で遅筋が赤い筋肉です。
ではそれぞれについて書いていきます。
速筋とは
速筋とは
「瞬間的に大きなちからを発揮する筋肉」です
例えば、陸上の短距離選手などがあげられます。
しかしこの速筋は瞬間的にはすごいちからを発揮するのですが、その分それを維持することが難しいのです。
車に例えると急な坂道なのど走行しなくてはならない時にアクセルって、いつもより多く踏んで上がっていきますよね??
速筋をガソリンに例えるとわかりやすいとおもいます。
瞬間的にはスピードは出るけどその分燃費が悪くなりガソリンが減るのが早い。
アクセルを強く踏む→スピードがでる→ガソリンが減るのが早い
なんとなくわかったでしょうか??
また速筋は糖質をエネルギーに使います。
この糖質って筋肉の中には実は少ししかないのです。
少ししかないということは短時間の間にすぐなくってしますので、瞬間的にパワーはでますがそれを維持することはできません。
なので普段の生活ではあまり速筋が使われることはありません。
遅筋とは
遅筋は速筋の逆で
「長時間、力を維持する筋肉」です。
主に有酸素などの運動に使われる筋肉なので、マラソン選手などにはこの遅筋が多いことで有名です。
遅筋は有酸素運動をすることで使われるということは、脂肪をエネルギーとして多く使うことができるのです。
なのでよくダイエットに有酸素運動を取り組んでいくということは
この遅筋を鍛えることが大事だということです。
速筋と遅筋のまとめ
速筋は瞬間的に力が発揮できるが持久力がない
遅筋は持久力があるが瞬発力がない
とそれぞれにメリット・デメリットはありますが、今のところ元々遺伝によるものが大きいこと研究が結果でわかっています。
僕はどちらかというと筋肉はつきづらい体質だと思います。
これは結構長年筋トレをしてきてわかりました。
しかし兄は筋肉が付きやすい体質で少し筋トレをしただけで筋肉がつきます。
なので遺伝が大きいということは本当だと思います。
また元々速筋と遅筋の割合は半分半分です。
もしこの比率を変えたいのであれば、速筋は筋肉トレーニングが適しているし、遅筋ならマラソンや有酸素運動を多く取り入れることです。
どちらがいいのかというのは、今自分が行なっている競技か運動によって変わってきます。
ただし先程もいいましたがある程度は遺伝できまってしまいますので、速筋をいくら鍛えても増えづらいとはあります。
そうでなかったら皆、ウサイン・ボルトみたくなっちゃいますからね。
あくまで筋肉にもこんな種類があるんだと認識してもらえればいいとおもいます。