筋トレの中でもスロートレーニングと知名度がかなり高いトレーニング方法の一つです。
特に日頃運動などしていない中高年や、重い重量が扱えない人にはオススメのトレーニング方法です
また普通の筋トレより関節や筋肉を痛めることがないのでプロスポーツ選手などの
すこしの障害などで競技に影響がでてしまう人たちにも導入しています。
もし筋トレを何から初めていいかわからない人は試してみてください。
スロートレーニングとは
スロートレーニングは
「軽い重量でゆっくりした動作筋トレを行う」ことです。
筋トレにおいて重量が軽くて、ゆっくりだと速筋が使われないのではないかと
疑問がでるかもしれませんが
スロートレーニングでは最初に遅筋が使われてその後
徐々に速筋や他の筋繊維も使われるようになるので速筋もしっかり鍛えられます。
なので普通の筋トレのスピードでは速筋しか鍛えられませんが
スロートレーニングではすべての筋繊維が使われるようになります。
基本的にスロートレーニングは「3〜4秒であげて3〜4秒で下げる」ことをで
効果があると言われていますが、
もっと時間をかけた方が効果があったなどスロートレーニングの中でも
この上げ下げの時間が特に決まりはありません。
最低でも3秒以上かけると効果が期待できると言われているので
上げ下げで6秒以上かけて行うことをスロートレーニングと呼ぶそうなので
この辺りの時間を目安にするといいでしょう。
スロートレーニングのメリット
冒頭でもいいましたが、1番は怪我をしにくいことでしょう。
反動を使わないで行うので、自ずと持つ重量も軽くなります。
軽い重量ならよほど変なフォームでやらない限りは怪我の恐れはありません。
またスロートレーニングは時間が思ったほどかかりません。
スローと言われているので時間がかかると思っていると思いますが
一回一回持ち上げる回数がスロートレーニングでは少なくなるので
動作がスローなだけでset数や回数などは普通の筋トレより少なくて済みます。
時間がなくて筋トレができないと思っている人にもオススメです。
あとはゆっくりした動作なので正しいフォームを
身につけることができるということです。
初心者でフォームを身につけたい人や、
最近少しフォームに癖が付いてしまって
直して行きたい人など初心者〜上級者まで
幅広くフォームを確認するには効果があります。
スロートレーニングで気をつけること
スロートレーニングで気をつけてほしいことはあくまで
時間にとらわれないということです
ただ3秒で上げて3秒で下げることだけを意識するのではなく
「筋肉の緊張を解かない」ことが大事です。
例えばスクワットを行なっていて、
膝を完全に伸ばしきってしまうと筋肉が緩んでしまいます。
そうならないように膝が伸びきる前で止めて、
またそこからしゃがんでいくようにします。
他の種目でも同じで一連の動作の中で筋肉の力が抜けないようにすることを
強く意識しながら行なってください。
スロートレーニングまとめ
スロートレーニングを行なっていく際にスロートレーニングだけを行うよりは
普通の筋トレも混ぜながら行なっていくとより効果がでると思います。
最大筋力や瞬発力を付ける場合スロートレーニングだと不向きです。
スロートレーニングだけでは筋肉に一度にかかる負荷どうしても少なくなり
筋肉を収縮させることができません。
なのでもし最大筋力をつけたい場合は最初に高重量の筋トレを行い
最後にスロートレーニングをするなどすると筋肉にもいい刺激がでます。
最初にスロートレーニングに行なってしまうと筋肉が疲れてしまい
最大筋力が発揮できなくなってしまいます。
このようにスロートレーニングだけではなくいろいろ組み合わせていくことで
新たな刺激を筋肉に与えることができます。
筋肉も人間と同じでずっと同じことやっていては飽きてしまい、
成長することをやめてしまいます。
そうならないためにもスロートレーニングなどを
取り入れていくことは効果的だとおもいます。
これから筋トレを始めるかたは
少しスロートレーニングも参考にすることをオススメします。
では最後までありがとうございました^^