廃タイヤを用いてトレーニングをする方法と言うのはかなり昔からあるのですが、恐らく今の人はほとんどやったことがないでしょう。

しかし、廃タイヤを用いたトレーニングは効果がないので、なくなったわけではなく、他にトレーニング器具ができたり、場所がなかったりして段々とやらなくなってきただけなのです。

実際にやってみると効果の高さに驚くでしょう。機会があれば是非やっていただきたいトレーニングになります。

この記事ではそんな「タイヤトレーニング」について解説していきたいと思います。

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タイヤトレーニングとは

タイヤトレーニングとは文字通り「タイヤ」を使ったトレーニングになります。

昔のスポ根漫画にはよくタイヤを使ったトレーニングが描かれていましたが、今は段々とトレーニング器具が進化してきて、なかなかやる機会がなくなってきました。

しかし、タイヤが1つあるだけで非常に多くのトレーニングができるため、タイヤを手に入れる機会があるなら是非もらって家に置いておきたいものです。

とは言ってもタイヤも大きいタイヤではないと意味がないので、置き場所には困るかもしれませんが・・笑

タイヤトレーニングで鍛えられる部位

タイヤトレーニングは特にここが鍛えられるという部位はありません。

なぜならタイヤ自体はトレーニング用具ではなく(当たり前ですが)、あくまでタイヤの形状がトレーニングをする際に都合がいいので使っているだけです。

工夫をすればあらゆる部分を鍛えることができますので、ここと言った限定した部位はないのです。

ただし、そんなことを書くとポイントがぼやけてしまいますので、今回は他のトレーニング器具ではできない「タイヤフリップ」について解説していきましょう。

この種目のやり方は後に詳しく解説しますが、要するに大きいタイヤを転がすだけです。

もちろん立てて転がしても何のトレーニングにもなりませんので、横にしたタイヤを真横に転がすのです。

こうすることで

  • 背中
  • 体幹

など全身の筋肉を鍛えることができます。

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タイヤトレーニング(タイヤフリップ)の正しいやり方・方法

やり方

①まずは大きい廃タイヤを用意します(タイヤは横になっている状態)

②タイヤの前にしゃがんで両手をタイヤの下に入れて立ち上がる(タイヤを立たせる)

③タイヤを完全に立たせたら、場所が広い場合は自分とは反対側に倒す

④場所が狭い場合は再度ゆっくりと自分の方に倒す(その際は力を入れてゆっくりと倒す)

以上を繰り返すのがタイヤトレーニング(タイヤフリップ)になります。

タイヤトレーニング(タイヤフリップ)の注意点とポイント

タイヤトレーニング(タイヤフリップ)を行う際の注意点とポイントですが、

  • タイヤを持って立ち上がる時には背中を曲げないで行う
  • タイヤがある程度起き上がってきたら自分も前進して立たせる
  • 完全に立たせるためには途中で手の向きを変える必要がある
  • タイヤはある程度の大きさのものを用意する

この4つです。

タイヤを持って立ち上がる時には背中を曲げないで行う

タイヤを持って立ち上がる時にはスクワットのような動きになります。

しかし、重り(タイヤ)が自分より前にあるため、前屈みになります。

その際に背中が曲がっていると腰を痛めることになりますので、必ず背中は真っすぐにして持ち上げるようにしてください。

いくら軽いタイヤだとしても何度もやっていると腰痛の原因になります。絶対に背中を曲げた状態ではやらないでください。

タイヤがある程度起き上がってきたら自分も前進して立たせる

タイヤをある程度まで持ち上げたら自分が前進して体全体で押して立たせてOKです。

そうしないと腕だけで押すことになるので、非常に力を使うことになります。

何度かやろうとすると腕だけが疲れてしまってできなくなってしまうので、ある程度まで立たせたら体全体で立たせてしまいましょう。

完全に立たせるためには途中で手の向きを変える必要がある

タイヤの下に手を入れて最初は持ち上げるのですが、完全に持ち上げるには手の向きを変える必要があります。

手の平を上に向けたままでは腰くらいの位置にしか持ち上げられないでしょう。(頑張ってももう少し上くらいなはずです)

ある程度持ち上げたら胸でタイヤを支えながら手の向きを変える必要があります。流れの中でスムーズに手の向きを変えてください。

タイヤはある程度の大きさのものを用意する

タイヤはなかなか日本では大きいタイヤを手に入れることができないかもしれませんが、タイヤのディーラーなどを回れば無料で手に入れることができることも。

しかし、ここで注意しないといけないのが大きさです。

タイヤはあまり小さいと持ち上げる時に腰を曲げないといけなくなってしまうので、腰に悪いのです。

小さい方が軽いから腰に良いと思っている人がいますが、それは間違いです。

要は腰を曲げて力を入れることがまずいので、絶対に小さいタイヤをもらってこないようにしてください。

腰は曲げないでも持ち上げられる程度の大きさにしましょう。

以上がタイヤトレーニングの注意点とポイントになります。

タイヤトレーニングのセット数や回数

タイヤトレーニングのセット数と回数は

  • 初心者
  • 中級者

それぞれにわけて紹介すると。。

初心者は5回2セット

初心者はタイヤにもよりますが、1回、2回やるのが精一杯かもしれません。

なので、初心者の人はまずは5回を目標に頑張りましょう。セット数は2セット

もし、最初から5回できる人は10回やっても結構ですが、最初から無理をしないで5回でやめておきましょう。

あまりにも余裕である場合はタイヤ自体が軽いのかもしれません。

中級者は10回3セット

中級者の人は10回をやるようにしましょう。

余裕があれば、20回を目標にしても良いですが、腰を痛めないようにやることが大切です。セット数は3セット

その日にこのタイヤフリップだけをやるのであれば、もう一回もできないという回数まで追い込んでも構いません。

他の種目と一緒にやるのであれば、3セットでやめておきましょう。

タイヤトレーニング(タイヤフリップ)は基本的に他のトレーニングと同時にやらない

基本的にタイヤフリップは全身運動でかなり疲労度が高いトレーニングなので、他の種目を同じ日にやらない方が良いです。

しかし、タイヤの重さにもよりますので、物足りないのであれば他のトレーニングをやっても良いですが、全身運動の前にやった方が良いので、タイヤフリップをやる前に他かの種目は行ってください。

種目としてはタイヤフリップが全身運動なので、どの種目をやってもOKです。自分でいくつか組み合わせでやってみてしっくりくるものを選びましょう。

重量は空洞に何か詰めることで重さは設定できる

タイヤフリップはタイヤの重さでトレーニング強度が決まるので重さは重要ですが、タイヤの重さ自体は決まってしまっているので自分で設定するのは難しいところです。

しかし、タイヤは空洞で中に何かしら詰めることができるので、物足りなければどんどんと空洞になっている部分に中身を詰めれば、重さはどんどん重くなるので、重さを調整してやるようにしましょう。

詰めるものによっては何倍にも重くすることができます。ちなみに普通車のタイヤは10キロ~15キロ程度。トラックのタイヤは大きいもので30キロ~40キロ程度あると言われています。

普通車のタイヤを使うのはあまりおすすめできません。なぜなら前述したように腰を痛める原因になる可能性があるからです。

使うならトラックなどの大型車のものを使いましょう。

まとめ

今回はタイヤフリップの説明を中心にしましたが、タイヤトレーニングには他にも色々と工夫次第でトレーニングが可能です。

大きさにもよりますが、足先だけ乗せてプッシュアップをするとか、手だけを乗せてリバースプッシュアップをするなどです。

場所に困らない人は是非とも廃タイヤを探して自宅に持ち帰ってみてはどうでしょうか。

ただし、要らなくなって不法投棄だけはやめてくださいね。