皆さんは筋トレをしていく中で、もっと筋肉を増やしたい、もっと力をつけたいと思っている人がほとんどではないでしょうか?

ボクもその1人です。

それ故に様々なトレーニング方法を試したり、多くのサプリメントを利用しているのだと思います。

しかし、これらの方法ではなかなか自分の理想まで到達することは難しく長い年月がかかります。

そんな中、もっと効率よく体を鍛える方法を調べていくと、最終的に到達する絶対的な方法論が一つあります。

それがアナボリックステロイドです。

アナボリックステロイドは健康に害を及ぼすことからオリンピック委員会を始めとし、様々なスポーツ競技で禁止されている、いわゆる禁止薬物、ドーピングです。

今回はこのアナボリックステロイドについて、詳しい体内でのメカニズムや副作用の可能性などについて解説していきます。

アナボリックステロイドは、ガチで怖い薬なのでちょっと使おうかなと考えている人は、この記事をみて考え直してください。

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アナボリックステロイドをおすすめしない理由

アナボリックステロイドは多くのスポーツ団体から禁止薬物認定をされている薬物です。

健康補助食品であるサプリメントとは違い、薬物であるステロイドの効果はとても高く、それに比例するように多くの副作用の危険性があります。

確かに、使用方法や他の薬と併用することで副作用を最低限に抑えることは可能ですが、将来を脅かす可能性があることに違いはありません。

確かにアナボリックステロイドを利用し筋トレに励むことで筋肉に至っては効率よく成長させることが出来ます。

しかしながら、筋トレで鍛錬しているのは肉体だけではありません。

心身を鍛える、という言葉通り精神も鍛えるのが筋トレです。

健全な精神は健全な肉体に宿る。

アナボリックステロイドによる肉体のみを肥大させても、精神がついてきません。

まずは、健全な筋トレで健全な心身を鍛えましょう。

では、それをふまえてアナボリックステロイドについて紹介していきますね。

アナボリックステロイドの種類

アナボリックステロイドと言っても種類は様々です。

そもそもステロイドというのは天然に存在する物質で、私たちの身体の中でも作られるホルモンです。

アナボリックステロイドとは、このような体内で精製されるべきホルモンを体外から強制的に入れ込むことにより、タンパク同化(筋合成)を不自然に活発にさせる薬です。

副作用については後ほど詳しく見てきますが、上記の事からも推測できるように体内でのホルモンバランスが崩れ性機能などに副作用が現れやすいのが特徴です。

いくつか代表的なアナボリックステロイドを紹介します。

スタノゾロール

100M走のオリンピアンであるベン・ジョンソンがソウルオリンピックのドーピング検査で陽性反応がでたのが、このスタノゾロールです。

アナボリックステロイドの中では比較的副作用が少なく、初めての使用としてアナボリックステロイド初心者に人気です。

商品としてはWinstrol、Cetabon(経口)や、Winstrol V(注射)などがあります。

プリモボラン

日本を代表するボディビルダー山本義徳選手も自身のドキュメンタリーで紹介しているアナボリックステロイドです。

自然に存在する成分を多く含むプリモボランは副作用が少ないことで人気の商品ですが、同時に筋合成効果も低いです。

減量時や女性によく利用されるアナボリックステロイドです。

オキシメトロン

プリモボラン同様、ドキュメンタリーで山本選手が紹介しているアナボリックステロイドです。

強力な筋合成作用があり、もともとはHIVや骨粗鬆症患者のために開発されました。

効果の強い薬には強い副作用が伴います。

肝機能の低下男性ホルモンの生成減少が主な副作用として報告されています。

オキシメトロンを投与する際にはシリマリンやクロミッド錠などを一緒に服用し、副作用を最低限に抑える努力が必要です。

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アナボリックステロイドの投与のしかた

アナボリックステロイドは、投与のしかたで2種類に分類する事ができます。

口から摂取できるタイプの「経口」

サプリメントのように口から摂取できるタイプです。

日本では個人で注射器を購入できないことから、経口のほうが人気です。

注射と比べて経口は馴染みがあり、手軽に投与できますが、副作用や消化器官への負担などを考えると注射タイプのほうが安全と言えます。

血中に直接注射器を用いて投与するタイプ「注射」

血中に直接注射器を用いて投与するタイプです。

注射器が比較的簡単に手に入る地域で人気のタイプで、経口に比べて消化器官へ負担をかけることがないため安全です。

筋肉注射が多く中殿筋あたりに打ち込むだけですので、やり方さえ分かれば素人でも注射でき、また自分ひとりで投与することが可能です。

ステロイドによる副作用

効果が強力なものになればなるほど、副作用も強くなります。

しかしながら、正しく服用すれば副作用も最低限に抑えられるというのも事実です。

実際にアナボリックステロイドを服用する際は、アナボリックステロイドについて詳しい医師などの指導のもとに服用することをおすすめしますが、実際はアナボリックステロイドについて深く教えてくれる医師も多くありません

主なアナボリックステロイドの副作用は

  • 血圧の上昇
  • コレステロール値の上昇
  • 血糖値調整能力の低下

これらがまず基本的な副作用として知られています。

血中の悪玉コレステロール値が上昇し、血圧が上昇することから心臓に負担がかかります。

その為、陸上長距離やトライアスロンといった高強度の有酸素運動と組み合わさると心臓への負担が極端に上昇し、心疾患で死亡してしまうというケースも少なくありません。

その他にも

  • 肝障害
  • ニキビ
  • 禿(ハゲ)
  • 精神症状(鬱、パラノイア、苛立ち、暴力衝動)
  • 女体化
  • 男性化
  • 成長不全(成長期での投与による)

などの副作用がでる場合があります。

肝障害

アナボリックステロイドの多くは投与された後肝臓で代謝されます。

その為、肝臓に多大な負担を掛け、肝機能の低下肝臓がんの原因となります。

肝機能が低下することにより血糖値の調整能力にも影響が出て糖尿病を患ってしまう可能デイもあります。

ステロイドユーザーの多くはアナボリックステロイドの服用に加え、肝臓を守るための薬を併用しています。

ニキビ・禿(ハゲ)

投与されたアナボリックステロイドは男性ホルモンとして体内で機能しますが、その一部がジヒドロテストステロンに変異し身体に様々な悪影響を及ぼします。

悪玉男性ホルモンとでも呼びましょうか。

主にニキビ、男性型脱毛症などがこのジヒドロテストステロンにより起こります。

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このジヒドロテストステロンは、対して正しい処置(薬の服用など)を行なうことにより防ぐことが可能です。

その他

  • 精神症状(鬱、パラノイア、苛立ち、暴力衝動)
  • 女体化
  • 男性化
  • 成長不全(成長期での投与による)

これらの症状は主に体内でのホルモンバランス異常によるものです。

男性の場合は身体の女体化として、乳房の発育、声の高音化、男性機能の低下などが挙げられます。

対照に女性の場合は男性化、声の低音化、無月経などが起こります。

成長期でのアナボリックステロイド投与は身体に様々な悪影響を与えますので更に細心の注意が必要です。

このようなホルモンバランス異常による副作用は薬などでは抑えようがありませんので、アナボリックステロイド投与を周期でコントロールする必要があります。

注射の場合は12~16週、経口の場合は12週を限度に投与を中断してください。

これを超える場合は上記のようなホルモンバランス異常による様々な疾患が発現してしまいます。

このようにアナボリックステロイドでは本当に様々な副作用があり、趣味の一環などとして投与するにはハードルが高いです。

なので、当サイトでは副作用がでるアナボリックステロイドは推奨しておりません。

もし、万が一使用する際は細心の注意を払い、副作用を最低限に抑える努力をしてください。

ステロイドと筋トレの関係性

筋トレに励んでいると筋肉を大きくしたいという欲求がどんどん大きくなっていきます。

それ故に、プロテインや様々なサプリメントの使用、そして最終的にはアナボリックステロイドの投与まで行き着いてしまうかもしれません。

しかし、プロテインやサプリメントといった健康補助食品とアナボリックステロイドといった薬物は体内での作用が大きく異ります

プロテインなどの健康補助食品はあくまでも「食品」です。

自然に存在する栄養素を丁寧に濾過することにより生産されています。

それに対してアナボリックステロイドは「薬物」です。

特定の疾患を撃退するために非常に有効な成分を、ビーカーやフラスコのなかで人為的に作り上げたもので、その効果は食品に含まれる栄養素とは比べ物になりません。

その巨大すぎる効果に比例するように副作用の危険性も高まっていて、それらを上手に活用するためには医師と同等程度の知識が必要とされます。

なので、手っ取り早く筋肉をつけようと思い手を出す人もいますが、絶対に自分の知識だけ行うのは辞めてください。

まとめ

アナボリックステロイドは、薬なのでそれなりの効果が見込めます。

しかし、その効果と引き換えに様々な副作用が起こる場合もあります。

プロのボディビルダーの人たちは、そのリスクを知って摂取しています。

ぶっちゃけそこまでの高みを目指さなければアナボリックステロイドは使う必要はありません。

むしろデメリットしかないと思っています。

使う、使わないはその人の勝手ですが、利用する際はしっかりとリスクもあることを承知で利用してください。

やっぱり辞めておけば良かった。なんて言っても後の祭りになってしまいますので。