沙耶さん(@hmdsy38)がシェアした投稿

今回紹介するボディビルダーは”合戸孝二”選手。

”狂気の男”として知られている彼のトレーニングは本当に凄まじく、多くのボディビルダーやトレーニーの憧れの的です。

2005年に因縁のライバル”田代誠’選手を破って初優勝。

この時のポーズダウンほど熱くなったものは過去に見たことがありません。

2006年では優勝を逃すものの、2007、2008、2009年と三連覇を成し遂げ、なんと三連覇を達成した年は48歳で最年長チャンピオンです。

そんな”狂気の男”合戸孝二選手はいったい何を考え、何を求めてボディビルをしているのか。

この記事ではそんな合戸孝二選手について紹介してきます。

スポサードリンク

合戸孝二選手の生い立ちと戦績

1961年、静岡県に生まれた合戸孝二選手がボディビルを始めたのは20代後半と遅めでした。

もともとトレーニングを始めたきっかけも、ジムで出会いがあればなぁ、という不順なものだと本人は語っています。

今の身体からは考えられませんよね。

ボディビルを始めたことが遅かったこともあってか、初優勝を飾るのは遅めの44歳、2005年の選手権でした。

当時の優勝のことはBirthDayというドキュメンタリー番組で取材されています。

2005年の選手権大会に向けてトレーニングをしていたところ、左目に病気が見つかったのですが、治療の方法がボディビル界でタブーとされているステロイド治療しか残されていなかったのです。

ステロイド治療を行いボディビルを辞めるのか、ボディビルを続けて左目を失うかという選択を迫られた合戸選手はなんと3日で治療を中止

左目を失明してまでもトレーニングを続けたのです。

本人は当時のことについて、「自分のボディビルに対する気持ちを分かってもらえればいい」と語っていますが、何が彼をそんなに駆り立てるのでしょうか。

これだけボディビルに対してストイックな選手が減量終了後に取材スタッフに放った一言。

「(大会への準備は)100%です。これで。」

これには感極まるものがありました。

長い年月をかけ、奥さんと築きあげてきた身体でステージに立ち、優勝を勝ち取る瞬間は何度見ても涙が止まりません。

その後2006年は2位と優勝を逃すもその後は3連覇を成し遂げ、最年長チャンピオン記録を確立しました。

合戸孝二選手の身体

ステージに立った合戸選手の特徴は何と言ってもその体の厚み!

大胸筋のサイズで合戸選手に勝てる選手はおそらく、日本にはいないでしょう。

 

沙耶さん(@hmdsy38)がシェアした投稿

背中の広がり、肩幅が他の選手よりは狭いため、スプレッド系のポーズでは少しマスキュラーよりの魅せ方をするのが特徴ですね。

本気でマスキュラーポーズをとったときの迫力では誰にも負けません!

スポサードリンク

合戸孝二選手の筋肉トレーニング

そんな分厚い身体を作り上げるために行われるトレーニングはおそらく、日本トップレベルの強度。扱う重量も半端じゃありません。

これが”狂気の男”と呼ばれる所以なんですね。

合戸選手のトレーニングは4分割で、4日トレーニングの1日オフというサイクルを1年間通して行なうそうです。

合戸選手のトレーニングの特徴はやっぱりハードなネガティブレップ。

奥さん補助(負荷)を借り、筋肉に刺激を与えます。

ネガティブ動作で奥さんがウエイトに更に負荷を掛け、合戸選手はそれをこらえるように筋肉に刺激を与えます。

このネガティブ動作でこらえるという運動は、筋肉に最も負荷がかかり筋破壊を起こしますので筋肉を大きくさせるためには非常に効果的です。

見事な連携で、合戸選手の筋肉はまさに夫婦で作り上げたものです。

合戸選手の分厚い背中を作るために貢献しているトレーニングはトップサイドデッドリフトではないでしょうか。

セミナーでもよくこのトップサイドデッドリフトについて解説されているようです。

本来は背中と脚の筋肉を使って重量を持ち上げるデッドリフトですが、膝上だけに可動域を制限することで脚への負担を減らし、背中だけに効かすことが出来るんですね。

ボトムポジションでしっかりと肩甲骨を開き、トップポジションで肩甲骨を閉じる(背中の筋肉を収縮させる)ことがコツです。

また、ドキュメンタリー番組で撮影されているチェストプレスも特徴的です。

合戸選手の大きな胸は主にストレッチ種目で作られているようで、ドキュメンタリーのチェストプレスもかなり深く、大胸筋をストレッチさせています。

通常のベンチプレスでも180kgを使い、ストレッチを効かすようにコントロールしてトレーニングをされているんだとか。。。

恐ろしい。。。

合戸選手の食事内容

多くのボディビルダーが1日6食など、コマ目に食事を摂取する方法を採用しているのに対して、合戸選手は意外にも1日2食という方法で栄養管理をされているようです。

午前中はトレーニングをするので、1回目の食事はトレーニング後のお昼ごはん。

しかし、それではトレーニングのエネルギーがなくなってしまうので午前中はプロテインを中心としたサプリメントで栄養を補給しています。

摂取しているサプリメントは

  • プロテイン
  • BCAA
  • EAA
  • グルタミン
  • クレアチン

とオーソドックスなサプリメントは基本的に全て摂取しているそうです。

1日合計のタンパク質の摂取量は体重kg×3-4倍とかなり多めです。

現代の栄養学ではタンパク質の過剰摂取は筋肥大に影響を与えないとしていますが、合戸選手の食生活をみると、たくさんタンパク質を摂りたくなってしまいますね。。。

そもそも、これだけの人がタンパク質を摂取しているのだから、それなり摂取しても問題ないと個人的には思いますけどね。

まとめ

日本の伝説のボディビルダーといえば、世界レベルの筋量を誇ったマッスル北村こと北村克己選手、13連覇を成し遂げた小沼敏夫選手が挙げられます。

しかし、最年長チャンピオンを成し遂げた合戸孝二選手も間違いなく彼らと並びボディビル界の伝説として、今後も語り継がれるはずです。

さらに、55歳の今もなお現役というのですから恐ろしい。。。

今後の活躍にも期待です!